2024/01/06 12:38
どんなものでも墨で描く。
本当にいろいろなものを描く。抽象画、人物画、生き物、植物…
その中でも幅広い層に受け入れられているのが「ほのぼの路線」の絵かもしれない。
でも実はかわいくて面白くて、わかりやすいだけではなく、技術的にも表現内容も深いものを内包しているのである(していないのもあるか…)。
個展では発表する機会が少なかったそれらの作品を総集編的にまとめてみようと思った。
案内状の絵を決める時、もっと描き込んだ華やかなものにしようかと迷ったけれど、
結局この地味な作品にした。
意外にもそれが正解だったようで、ギャラリーの入り口のポスターを見て入ってくる通りすがりの人が多かった。
半紙の半分という小さな作品ながら、会場でも注目を集めていた。
2022年12月2日〜15日 ストライプハウスギャラリー(東京・六本木)